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​ダービーの日

ダービーが大好きなテッド、

三つ子の兄弟はとっても仲良し 。

三人が集まったのは、

そう、今日はネズミのレースの日だから。

 

ガヤガヤとする会場。

 

「今日こそはロビーが一番にフィニッシュすると思うよ」

「いやいや、いつだってロビーが一番さ」

「それにしてもシャビーはいつも必死に走ってるよね」

 

さぁ、ネズミのレースが始まる!

 

レースを横に庭師のマイクは庭の世話をほっぽらかしてお昼寝中。

レース会場まで哲学書を片手に来たダリはなんだかいつも通り集中出来ずに散漫な感じ。

 

大きな声で白ネコのルイージが言った、

「さぁ、誰が一番になるとおもうかい?

かけたいやつはルイージの所までくるんだ!

さぁ、掛けた、掛けた!」

 

着々とゼッケンを付けて準備するネズミ達に

ジャクソンズ長男の白猫は興味深々。

お母さんは久しぶりの太陽に大あくび。

お花もとっても良い匂い。

次男の黒猫はヒラヒラ飛んでいる蝶々にお熱の模様。

 

 

キラキラとした目のテッド、

そろそろ始まるぞ!

カーン!大きなベルの音で一斉にネズミ達が走り出した。

 

さぁ、ダービーレースが始まる!

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